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ぷに太のドラクル日記


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シスカーでのお話。

ある日、みんなが仕事を終えてアフターへ行こうとしていたときだった。
ぷに子はみんなを呼び止め、重要な話があると言った。

ぷに子「みなさん、今日限りでこの仕事を辞めます」


その場は凍り付いた。英雄がやめるなんて初めての話だ。

ぷに子「お城も安定したことだし、しばらく隠居することにしました!」

ぷに太「待て! 困る!」

ぷに子「大丈夫です! 前世は天使の中でもすごく偉かった新人を連れてきましたから!」


ぷに太「ん? 新人?」

ぷにてりーな「うむ、私が期待の新人だ! 天使どもを率いて世界征服してやるぞ!」

ぷに太「これからの時代この子は必要だが、ぷに子がやめること無いだろ?」

ぷに子「いやー、遊んで暮らしたいなーって」

ぷに太「おい! 私に悪いところがあったら言ってくれ! 直すから!」

ぷにてりーな「ぷに子はしばらく修行の旅に出るんだ。帰ってきたら騎士か天使を飼い慣らせるようになってるから温かく見守ってやれ」

ぷに太「そうだったのか。 早く帰ってくるんだぞ!」

ぷに子「ぷにー、秘密の特訓のつもりだったのに!
強くなって戻ってくるから覚悟してください!」

ぷにてりーな「引き継ぎは完了している。
私からの意見をどしどし言わせてもらうぞ!」


ぷにてりーなは朝の6時までぷに太に意見を言いまくった。
ぷに太はひからびる寸前だったという。


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ラルスでのお話

本日、ぷに太は新しい英雄を雇った。
名前はぷに次郎、顔見せのため英雄達の集まりにやってきた。

ぷに次郎「・・・・・・」

ぷに太「自己紹介を」

ぷに次郎「・・・・・・」

ぷに太「自己紹介をしろ」

ぷに次郎「・・・・・・」


ぷに太「おい、自己紹介する前に死んだか?」


 アンデッドなのですでに死んでいる。

ぷに次郎「・・・・・・」

ぷにーりあ「全く反応ありませんね? 何で雇ったんですか?」

くろぷに「きっと大事な物を奪って、逆らったら壊すぞっておどしたんだよ。
そしてぷに次郎は一生こき使われる羽目に」


ぷに太「んな事してない! そもそも勧誘したのはくろぷにだろ!」


ぷにーりあ「そうなんですか?」

くろぷに「うん、ぷに次郎は生物を見ると緊張しちゃうの。
だからぷに太様を見て凄く緊張してるの」


ぷに太「そうなのか?」

ぷに次郎「・・・・・・はい

ぷに太「緊張する必要ないぞ、ぷにーりあやくろぷには全然緊張感無いからな。
ぷに次郎もすぐに慣れるさ」


ぷに次郎「が、がんばります」


くろぷに「しっかり仕事しないとホストバーに売られるからがんばるんだよ」

ぷに太「んな事するか!」

ぷにーりあ「ぷに次郎、これからよろしくお願いします」

ぷに次郎「よ、よろしくお願いします(ポッ)」


死んでも恋はするらしい。

くろぷに「私と2人のときは凄く偉そうなのに、とってもむかつく」

何だか前途多難な新人:ぷに次郎。
何も起こらなければいいのですが……
ラルスでのお話

ついさっき、ラルスサーバーでギルド:青の狭間系列のギルドに加入したぷに太、ちょっと上機嫌。

ぷに太「はーはっは! こちらでもギルドに入ったぞ!」

くろぷに「さっきから笑ってばっかり、ちょっとむかつく」

ぷにーりあ「黙らすために有力な情報をもってきました」

2人の気を知らず、ぷに太はミネラルウォーターをがぶがぶ飲んでいる。

ぷにーりあ「ぷに太様、実は我々はピンチだったりします」


ぷに太「ピンチ? ギルドに入った我々にどのようなピンチがあるのだ?」

ぷにーりあ「近所に現時点でサーバーランク1位の城があります。早いうち対策を練らないと、致命的なことになるでしょう」

ぷに太「なんだって!」

ぷにぷにした生物は3メートルほど飛び上がった! 地面に着地すると体がぷにぷにしてるのでバウンドした!
ぷに太は1のダメージ!

くろぷに「あ、ダメージを食らうほどの驚きなんだ」

ぷに太「ど! どうする! くろぷに! 呪え!」

くろぷに「政治とおまじないを一緒にしないで欲しい」

ぷに太「じゃ、じゃあどうする!」


ぷにーりあ「あと5日は敵から攻撃を受けません。その間に経済力を上げることでしょう。破壊工作ができないのから仕方ありませんね」

ぷに太「む、むぅ」


くろぷに「ぷに太様の水代は経済を圧迫しています、今から1割」

ぷに太「やめて! 干からびる!」

ぷにーりあ「では、経済重視なのです」

結局ギルドに入ってもやることの変わらないぷに太であった。
ラルスでのお話

ぷに太はシスカーでニューマンの城を、ラルスではアンデッドの城を経営しています。

ぷに太は収支表を見てどうしても疑問に思う事がありました。それを部下にぶつけました。

ぷに太「なあ、アンデッドって何で食料が必要なんだ?」

ぷにーりあ「そんなの愚問です。減る物は減るのです」

ぷにーりあはラルスでの最初の部下。敬語口調ながら毒舌の気がある。
アンデッドだけど美しい外見をしている。

ぷに太「むむぅ、生きてる私には分からない事だ」

くろぷに「ぷに太様も一緒にアンデッドライフを楽しみましょう」

くろぷには”黒いお姉さん”と言われるアンデッド。目標は将来的にダークナイト2000体を率いて圧倒的勝利を量産する事。

ぷに太「まだ死にたくない!」

くろぷに「ちぇ、死体をクッションにしようと思ったのに」

ぷに太「で、うちの兵士である骨達は何を食べてるんだ?」

ぷにーりあ「同じ物を持ってこさせます、朝食だけで良いですね?」

ぷに太が返事する前に骨が食事を持ってきた。

一般兵の朝食
牛乳  200cc
煮干し 50グラム

ぷに太「骨に良さそうな食事だな」

ぷにーりあ「ぷに太様が食べたら”カチカチぷに”になってしまい、魅力の99.9%以上損失してしまうのです」

くろぷに「それはそれでみてみたい」

ぷに太「2人とも、お手つき1」

ぷにーりあの上から聖水が落ちてきた
ぷにーりあはしばらく動けない

ぷにーりあ「ひぃ! 聖水なんて酷いです!」

くろぷにの上からお札が落ちてきた
くろぷには良い子になった

くろぷに「ぷに太様、スケルトンの朝食はご理解いただけたと思います。私たちも朝食を食べましょう」

ぷに太「そうだな、とりあえず綺麗な水10リットルだ!」

くろぷに「直ちにお持ちします」


ぷにーりあ「ぷにぷにの秘訣は水ですね」


スケルトンの食事も特殊だが、ぷに太の食事も特殊であった。
シスカーサーバー主城でのお話

城主ぷに太はギルド:青の狭間に所属、そして他のギルメンが衝撃的な敗北を喫するのがきっかけで、場内会議が始まった。
ぷに太はぷにぷにした生物で、さわると和む。

ぷに太「この前、同ギルドの城主がダークナイト160と攻城部隊30の攻撃を受け、壊滅した。
現時点で我々は勝つ事の不可能な相手だ、どういう対策を練ればいいと思う?」


こんな話し方をしても全然威厳がない。

ぷに子「騎士を200にすればいいと思います」

ぷに子はぷに太が城主になってから一番最初に部下になった英雄だ。しかし能力は低め。
名前はぷにぷにしてるけど、人間である。

ぷに香「バカでしょ? それが出来ないから会議してるんじゃないの!」

ぷに香はちょっと攻撃的な性格。能力があるのでぷに太に雇われた。ぷに香も人間だ。

ぷに子「ふにゅーん」

ぷに香「今はうちで騎士すら作れないのよね。一番強力なのが剣士か」

ぷに子「じゃあ剣士を1000作る?」

ぷに太「無理だ。我々の財政では1日剣士10人作るのが限度だろう」

ぷに子「うわー、びんぼー」

ぷに香「うるさい! 城主がぷにぷにしてるから仕方ないのよ!」

ぷに太「ぷに香、お手つき1」


ぷに香の上からタライが落ちてきた!
ぷに香は1のダメージ!

ぷに香「痛い! ダメージ食らったし!」

ぷに江「あのー、それなら現実的で最も強力な戦力を配置するのはどうでしょう?」

ぷに江は期待の新人。酒場で戦略論を披露しているところぷに太から勧誘された。
この子も人間。

ぷに太「詳しく聞かせて欲しい」


ぷに江「了解しました!」

ぷに江は立ち上がり、机を叩く!

ぷに江「兄貴! 戦は数だよ! 金だよ!」

ぷに香「な! だからその金がないのよ!」

ぷに江「ですから、生産優先します。 間違っても 贅沢は敵だ! なんて事は止めて下さい。経済が余計悪化します」

ぷに太「うむ、了解だ」

ぷに江「でも、生産優先だけだとお金目当てで襲ってくる人もいるでしょう」

ぷに香「悲しい世の中よね」

ぷに江「なので、こけおどしとして安い兵を200程揃えます。防衛設備と200という数である程度の防御能力は確保できるでしょう」

ぷに子「えー、騎士200が良い!」

ぷに香「だだこねないの!」

ぷに江「大丈夫ですよ、ぷに子さん。安い兵200は初期段階です。経済に余裕が出来ましたら第2段階に移行します」

ぷに太「ぷに江の案採用。作戦名:第1次兵士200計画とし、即刻開始する」

こうしてぷに王都に待機兵力200を作る計画が始まった。
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